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企画展:常設展示室リニューアル

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館 

「常設展示室リニューアル −壮麗な埴輪群像を一堂に−」

◎令和3年4月1日リニューアルオープン


殿塚・姫塚出土埴輪が集結

房総半島の北東部、芝山町周辺の九十九里地域は、県内でも有数の古墳の密集地であり埴輪の宝庫として知られています。
当館は、昭和63年の開館以来、「房総の古墳と埴輪」をテーマに活動をしてきましたが、今回新たに殿塚・姫塚など観音教寺所蔵埴輪の寄託を受け、展示資料を充実させて常設展示をリニューアルいたします。
ヒゲの武人、馬子、巫女、馬、鶏、魚、家など多種多様で造形美あふれる埴輪をぜひご覧ください。


展示内容

姫塚出土の馬子・馬形埴輪
全長58mの前方後円墳。昭和31年の早稲田大学による発掘調査で40数体の精巧で大型の埴輪が列をなして発見され「葬列の埴輪」と呼ばれ話題となった。馬子と馬形埴輪を先頭に、武人、巫女などが続いた。
姫塚出土の馬子・馬形埴輪


姫塚出土の人物埴輪(武人)
姫塚出土の人物埴輪


殿塚出土の家形・器財埴輪
全長88mの前方後円墳。豊富な形象埴輪が出土して、人物や動物埴輪、寄棟造の家形埴輪や翳(さしば:貴人の顔を隠す団扇)、靫(ゆき:矢を入れて背負う武具)、環頭大刀などの器財埴輪も見られる。
殿塚出土の家形・器財埴輪

白桝(しらます)遺跡出土埴輪
魚形埴輪は、昭和39年に芝山町大里の白桝地区で出土した。鮭を表現したものと考えられる。かつて近くを流れる高谷川には鮭が遡上していた。
白桝遺跡出土埴輪

殿部田(とのべた)1号墳出土埴輪
全長36mの前方後円墳。墳丘のくびれ部に馬形埴輪、馬子、挂甲武人、琴を弾く人、頭に壺を載せる女子、竪魚木に載る鳥が表現された家形埴輪などによる埴輪列が発見された。
殿部田1号墳出土埴輪

経僧塚(きょうそうづか)古墳出土埴輪
直径45mの円墳。墳丘の中段テラスに円筒埴輪・人物埴輪・動物埴輪・家形埴輪・器財埴輪が並べられていた。人物埴輪には、ヒゲの武人や化粧をした巫女の埴輪も見られる。
経僧塚古墳出土埴輪




常設展示室リニューアル概要PDF

リニューアルチラシ表 リニューアルチラシ裏
常設展示室リニューアル概要PDF(5.1MB)



リニューアル記念特典

☆しばっこくんステッカープレゼント
リニューアルオープンを記念して、芝山町キャラクターしばっこくんオリジナルステッカーを4月1日から来館者先着300名様にプレゼントさせていただきます。

しばっこくんステッカー


☆芝山町民及び在勤の方は入館料無料
常設展示室リニューアル記念として、芝山町民及び在勤の方は、令和3年4月1日(木)〜9月30日(木)の期間、入館料無料でご覧いただけます。この機会にぜひご来館をおまちしております。





博物館プロフィール


芝山町立芝山古墳・はにわ博物館
■ 開館時間 午前9時〜午後4時30分
■ 休館日 月曜日及び祝祭日の翌日
 
昭和63年開館。千葉県内から出土した埴輪や古墳時代の生活や技術を分かりやすく紹介。


※催し物の展示品の一部が異なることがあります。
ご了承くださいませ。


企画展やイベントは定期的に開催しとるぞ。他にも家族で参加できる歴史体感イベントもあるぞ。
イベントカレンダーを見る

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